『初メテノ夜』感想
※ネタバレ注意
雰囲気の参考にしてもらえるとこれ幸い。
追記にて。
本当に丁寧なシナリオでした。
特別何かをしてるわけではないんですよ。
旅行先でもないし、デートをしているわけでもない。
それなのに、とても温かくなるシナリオ…
幼馴染みからゆっくり関係性が変わっていったであろうこととか、長年見知った仲でも、結婚というものはやはり少し違うということとか、お互いがお互いをすごく大事に想ってて、行動から滲み出てる感じとか…
近藤さんの演技も相まって、じんわり温かくなる、優しい気持ちになれる作品でした。
タイトル的にどうしても一瞬は浮かぶじゃないですかwww
その邪な気持ちを薙ぎ払った上に温かくなれるなんてすごいですよね。
さり気ない眞也くんの優しさとか、不器用なところもすごくよくて、聴いててとっても落ち着くんですよ。
寝る前に聞くとうっかり寝落ちするくらいには落ち着きます。
だからといって、別にトキメキがないわけではないです!
一緒にご飯食べてるときに、今日くらいはテレビを消してご飯食べようと言ったり、せっかくだし一緒にお風呂入ろう、と誘われて主人公が改めて意識しちゃったり…
お風呂で肩揉んでくれるんですけど背後からの声がいやほんともう…悶絶。
ベッドでのいちゃいちゃも幼馴染みならではの距離感でとてもいいですね。
何気ない日常生活ですが、眞也くんの気遣いや言葉で改めて結婚したことを認識するというか
こんな素敵な旦那さんが私はほしい(血涙)
幼馴染み設定にどうも弱いんですが、この作品はほんとに上手いこと設定を活かしてますね。
シナリオもそうですし、それを演技できる近藤さんもまた素晴らしいです。
ベッドでムードないとか言い合っちゃったり、ふざけてお互いくすぐりあっちゃったりする場面が、とてもかわいくて好きです…かわいい
いいぶっきらぼう(また…)要素もあって美味しかったです。