過去の産物

追記されることはほとんどないと思う感想置き場。

『あなたがお風呂でのぼせるCD ~温泉擬人化コレクション・シーズン2~ 第4弾「秋保編」』感想

※ネタバレ注意

雰囲気の参考にしてもらえるとこれ幸い。

追記にて。

 

 

ストーリーテラーのGさんがいい

軽いノリのキャラで、CVが藤原さんということもあってほんとに面白いです。

他のシリーズを聞いてないので導入部分がわからないんですが、今回は主人公が、温泉の素を勝手に選んで持っていってしまった様子。

選ばれたのは、秋保くんでした…(某お茶のCM風に)

 

・秋保くんとの出会い

温泉の精として出てきた秋保くん。出だしから杉田節が炸裂してていいですね。

主人公が悲鳴を上げてるのを聞くに、真っ裸で登場したのか…いや普通に登場しててもいきなり出てきたらびっくりするけど。


そんな主人公は、具合が悪く数日寝込んでいた様子。散らかり放題になっている部屋を見た秋保くんが叱咤したり、片付けてくれたりします。

主人公がしっかり餌付けされてるんですけど、精霊だから魔法みたいなのも使えるみたいですね。

おはぎやらずんだ餅をひょいっと出してくるのも可愛いです。

 

・面倒見は良い秋保くん

なんやかんやと文句を言ったり言葉はキツイですが、主人公のために掃除をしたりアドバイスをくれたりと優しい一面が早くも見れます。

干してる洗濯物を引っ掴んで茶化してくる秋保くんとても良いです。


そしていよいよ本題の、お風呂シーン。

髪の毛の洗い方やマッサージなど教えてくれて、ちょっとした勉強になります!

マッサージは是非とも私も受けたいです…お風呂でやってくれるなんて幸せだ…

主人公を茶化したら怒られて、「すまん、今のは失言だ」のセリフがすごく好きです…杉田の言い方が好きって話なんですがね。

 

・捻くれ者な秋保くん

自分から顔近づけておいて「顔ちけえ!」って我に返る秋保くんが可愛くて…

あとすごくどうでもいいことですが杉田の「ほーれ」の言い方が好きすぎて困る。

ちゃっかりキスしてきたりもするんですけど、何事もなかったように振る舞うのでうっかりスルーしそうになりますね。(笑)

二人っきりが苦手とか、女が苦手とか言うわりには、慣れてるような雰囲気もあるんですけどねぇ?

 

・主人公が寝込んでいた本当の理由

目の下に隈があることに気付いた秋保くんが、理由を主人公に聞いたところで本当の理由がわかります。

とても可愛がっていた飼い犬が亡くなって、食べ物も喉を通らなくなっていたようで…

言動が似ているから「もしかして秋保くんはそんな飼い犬の生まれ変わりじゃないか」と主人公に言われますが、秋保くん自身はそんな都合のいいことあるわけない、と笑って一蹴します。


「俺がアンタの友達の生まれ変わりだったら、そんなの悪いだろ…

 メシも食えないほど寝込ませて、こんな隈作るほど泣かせて…。

 (中略)

 …記憶はなくても、アンタに会いたがってて、

 捻くれてた前世を反省してもっと優しいやつになりたい、とか思ってると思う。」


と主人公を慰めてます。(励ましてるのかな?)


が。


いやこれどう見ても秋保くん実は生まれ変わりだろ!?

 

作中でも「実は俺は最近生まれたばかりでな」とも言ってるし…そして最後のこのセリフ。


「(またいつか会えるよな、などと再会を匂わす発言があり)

 それまでに、もう少し器用になっておく。言いたいこと、ちゃんと言えるようにな。

 ま、気が向いたら、また呼べよな。


 ……どんなにそっぽ向いてても、名前呼ばれて来なかったこと、なかっただろ?」


アアァァァァアアアアァァアアァ!!!!!(頭を机に打ち付ける様)


これを聞いて秋保くんが飼い犬の生まれ変わり(もしくはその魂を宿してる)じゃないなんて思えない…!!!

最後のセリフの言い方が、また会えた喜びともう別れなきゃいけない悲しみと今までありがとうって感謝の気持ちといなくなってごめんって気持ちと、その他色々な想いがあの一文に詰まってて言葉にできない。無理。(語彙力)

とりあえず、杉田ほんと最高の台詞だよありがとう。

 

・オマケとフリートーク

しんみりした空気から一転、急にギャグっぽくなります。

うるっと来ていたところにこれなので涙も引っ込みますね!いえいいんですけど!w

温泉いいですよねえ…行きたくなりますね…最近温泉っていいなって思うようになりました。


フリートークでは収録後のコメントが聴けます。

4分ほどありますが、いつものノリツッコミなど面白いコメントでした。

頭皮やらなにやらへの熱い想い(笑)や、下ネタなど通常運転な杉田ですw

 

***

杉田のこういうキャラは最近まじで見かけないので、私と同じくぶっきらぼうキャラに飢えてる方には是非聞いてほしいです。

(とはいえ、少し前の作品ですが…)